マクラーレンは、2019年のF1世界選手権でリザーブドライバーを起用する必要に迫られた場合、フェルナンド・アロンソにその役割を依頼することを検討している。2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、昨年末でF1キャリアに終止符を打った。しかし、3冠達成を目指して挑戦するインディ500ではマクラーレン・レーシングから参戦することになっており、チームとの正式なコネクションを保っている。
マクラーレンは、2019年のジュニアプログラムにセルジオ・セッテ・カマラを追加したが、スーパーライセンスを取得できていない。もうひとりのジュニアドライバーであるニック・デ・フリースは、スーパーライセンスを取得しているものの、少なくとも現段階ではまだマクラーレンのリザーブドライバーとしてノミネートされていない。マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、リザーブドライバーの選択肢はオープンにしたままだと語る。「フェルナンドはまだインディ500プロジェクトでチームの一員だ」とザク・ブラウンはMCL34の発表会でコメント。「最終的に我々のドライバープランなどはジル(ド・フェラン)が率いており、リザーブドライバーが必要となった場合には進める可能性が方向性についていくつかのプランがある」「我々はすぐにリザーブドライバーを発表することはないかもしれない。だが、緊急の通告でその役割を果たせる誰かが必要な場合には様々なドライバーがいると思っている」来週18日(月)に開幕するF1プレシーズンテストでフェルナンド・アロンソを起用する可能性も示唆していたザク・ブラウンだが、マクラーレンは、レースドライバーを務めるカルロス・サインツとランド・ノリスが全日程を消化することを発表している。「これから我々はテストの一日一日を精一杯に進めていく。我々はレースドライバーに焦点を当てている。プレシーズンテストに入り、信頼性からパフォーマンスまであらゆることを行い、計画を立てて、一日ずつそれを進めていく」
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