マクラーレンのCEOを務めるザウ・ブラウンは、ストフェル・バンドーンは“押しの強さ”が足りなかったと語る。マクラーレンは、2019年にストフェル・バンドーンに代えてルーキーのランド・ノリスの起用を決定。ストフェル・バンドーンはF1グリッドを離れ、来期はフォーミュラEに活動の場を移す。
過去2年間、マクラーレンでストフェル・バンドーンとチームメイトで、自身も今シーズン限りでF1を離れるフェルナンド・アロンソは、フォーミュラEの転向はバンドーンにとって良いことかもしれないと語る。「ストフェルがこの2年間マクラーレンにいたのは分だった。この2年間で彼が走らせていたクルマを考えればね」とフェルナンド・アロンソは RTBF にコメント。「変化は彼にとって良いことだと思う。彼はこれまで全てのカテゴリーで勝ってきた。でも、F1はモータースポーツで唯一才能だけではクルマの弱点を克服することができない領域だ」だが、純粋にストフェル・バンドーンの性格がF1に適してなかったのではないかとの見方もある。「彼はあまりに集団的すぎたか? いいや、そう言うつもりはない」とザク・ブラウンはコメント。「彼はとても素敵な男だ。だが、我々と一緒にいるにはもう少し押しの強さが必要だったかもしれない」「フェルナンドはクルマが気に入らないときには声を上げることをためらわない。ストフェルに関しては、このような環境でそうするのは難しいかもしれない」