マクラーレンは、F1ドイツGPに新型ディフューザーを含む新たなパッケージを持ち込んだ。しかし、このフロアは1台しか持ち込まれておらず、ルイス・ハミルトンだけが使用している。新たなディフューザーは、ダブルディフューザーの上段側の開口部が大きくなり、中央部の面積が大きくなっている。ブラウンGPのデザインと同じコンセプトと言えるだろう。
また、ディフューザーに合わせてエンジンカバーや排気口のデザインも変更が加えられている。右周りのニュルブルクリンクのサーキット特性に合わせ、左側の気流に重点が置かれているのも興味深い。 左がハミルトン、右がコバライネンハミルトンは、この新しいフロアで、旧型のフロアを使用するコバライネンにおよそ1.5秒もの差をつけて、フリー走行2回目のトップタイムを記録している。マクラーレンがどれくらいの改善を成し遂げたか、明日の予選でのパフォーマンスに注目したい。