マクラーレンは、MP4-24の開発プログラムを廃棄し、2010年にリソースを集中させることを検討している。「それは可能性の1つだ。しかし、我々はまだその地点には到達していない」とマクラーレンのチーム代表であるマーティン・ウィットマーシュは語る。「我々はまだ勝つつもりで全てのレースを行っている。諦めるのは我々のスタイルではない」
しかし、ディフェンディング・チャンピオンのルイス・ハミルトンは、すでにドライバーズチャンピオンシップ首位のジェンソン・バトンから42ポイント離されている。一方で、マクラーレンはMP4-24が、次戦トルコGPのような空力が要求されるサーキットでは、輝けないことを認めている。「F1で勝つことが非常に難しいということを証明するには、フェラーリとマクラーレンが苦戦するのはF1にとっては悪くことではないかもしれない」とウィットマーシュは語る。マーティン・ウェイットマーシュは、新チームであるブラウンGPを賞賛するが、ブラウンGPのマシンが旧オーナーであるホンダの「4つの風洞と数億ユーロ」を費やした2008年の努力によるものだと指摘する。またウィットマーシュは、「ダブルディフューザー」の貢献も指摘している。