マクラーレンのエクザクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、チームは今シーズンも良い進歩を続けており、彼らが“現実的に達成できる”と考えている目標に対して“非常に良い仕事がなされた”と考えている。ホンダとのパートナーシップを復活させた2015年、マクラーレンは27ポイントの獲得でコンストラクターズ選手権9位という成績だったが、2016年はほぼ3番の76ポイントを獲得し、6位まで順位を上げた。
ザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソとルーキーのストフェル・バンドーンとともに、新しい2017年レギュレーションでもその傾向は続くと自信を見せている。「ジェナサン(ニール)とエリック(ブーリエ)、そして、我々のエンジニアたちに常に感触を確かめているし、我々の2017年型シャシーはかなりのものに仕上がっていると思う」とザク・ブラウンはF1公式サイトにコメント。「正確な予測をするつもりはない。私はそのような愚か者ではない。だが、新しいレギュレーション下で達成できると考えている目標に対して、我々のスタッフはとても良い仕事をしている」「忘れてはいけないのが、ホンダが素晴らしいパワーユニットパートナーだということだ。世界でホンダよりも多くのエンジンを製造している企業はいない。まったくね。ホンダのエンジニアはターボ過給について豊富な知識を持っている」それでも、ザク・ブラウンは、マクラーレン・ホンダがメルセデスやレッドブルを追い詰めるところまで行けるとは考えていない。「2015年と2016年は学習の年であり、2017年もグリッドの最前線にいないことを我々全員がわかっている。しかし、我々は1つのチームとして懸命に働いており、その進歩を目に見えて明らかだ」「我々は2015年のコンストラクターズ選手権を9位で終えたが、2016年には6位にまで改善した。最後には一緒に勝つことはわかっている。いつそうなるかはわからないし、そのような予測をさせないでほしい。だが、我々は進歩している。それこそが重要なことだ」
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