マクラーレン・ホンダは、F1シンガポールGP初日のフリー走行で、フェルナンド・アロンソが9番手タイム、ジェンソン・バトンが12番手タイムだった。フェルナンド・アロンソ (9番手)「ここに来る前は、かなり期待していた。ただ、以前にも言ったとおり、シンガポールよりも僕たちのマシンに適したサーキットは今後いくつかある。フォース・インディアとトロ・ロッソはここではかなり競争力があるようにみえるので、明日の予選でQ3に進出するには戦いを挑まなければならないだろう」
「今夜なんとかラップタイムを0.2秒短縮し、予選ではそれらのチームと競い合ってトップ10後半のポジションに入れるよう願っている。僕たちにとって最も大きな問題は、全体的なグリップ不足だ。明日に向けてもう少しダウンフォースが必要だし、シングルラップを走行する際にはタイヤをもっとうまく機能させなければならない。その2つの大事な目標を達成するためにベストを尽くす。ここでオーバーテイクをするのはそれほど容易ではないので、いいグリッドポジションを獲得することが重要だ」ジェンソン・バトン (12番手)「このサーキットにはマシンを駐車できる開けたスペースがないけど、FP1のセッション初めにマシンをコース上に止めたとき、幸いにもマシンを押してもらってピットに戻ることができた。今日のマシンのペースは思ったほどよくなかった。従って、今週末に僕たちが目指すレベルまで競争力を上げるにはたくさんの仕事が残っている。今日はコース上でグリップを得ることができなかったので、競争力をつけるにはペースをかなり上げる必要がある。今夜、いろいろと改善できるよう願っている。忙しい夜になるだろう」エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)「今日のフリー走行は、少し難しいセッションとなりました。ジェンソンとフェルナンドはそれぞれコース上でマシンを止めることになったものの、幸いにもいずれの不具合も走行プログラムに大きな影響を与えることはありませんでした。また、マシンの最初のバランスがコースにそれほど適していないことが判明したため、ドライバーとエンジニアはマシンの調整を行うために精力的に仕事をする必要がありました。シンガポールのマリーナ・ベイ・サーキットは、高速でミスが許されないコースです。また、完ぺきなバランスを見つけるのが難しい場合があります。特にFP1からFP2にかけてはコースと周りの状況が変化するので、それに対処するのは容易ではありません。今日は全体的には少し苦労したものの、セッションの合間に堅実な進化を遂げ、明日の予選に向けていい方向性を見い出すことができたと思います」関連:・F1シンガポールGP フリー走行2回目:ニコ・ロズベルグがトップタイム・F1シンガポールGP フリー走行1回目:マックス・フェルスタッペンがトップタイム
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