マクラーレン・ホンダは、キミ・ライコネンとのクラッシュによるフェルナンド・アロンソのマシンのダメージの影響で、オーストリアでのインシーズンテストで少ないアップグレードを走らせることになった。マクラーレン・ホンダは、F1オーストリアGPに、新しいショートノーズ、フロントウィング、フロア、ディフューザーを含めた大幅なアップグレードパッケージを導入。
しかし、パーツが十分ではなく、フェルナンド・アロンソのマシンにのみ装着された。フェルナンド・アロンソは、アップグレードがうまく働いており、火曜日のテストでさらに新しいパーツを評価する予定だと土曜日に述べていた。しかし、フェルナンド・アロンソは、F1オーストリアGPの決勝レースの1周目にキミ・ライコネンとクラッシュ。マシンがダメージを負ったことで、マクラーレン・ホンダは、新旧のパーツをミックスして走らせることになった。チームには、スペアとして新しいノーズボックスや互換性をもつフロントウィングなどがあり、それらはアップグレードの部分的な評価をすることはできる。このような状況を考慮して、マクラーレン・ホンダはテストプランを変更。初日にストフェル・バンドーンがテストを行い、フェルナンド・アロンソは2日目に走行することになった。また、レッドブルも初日をピエール・ガスリー、2日目をダニエル・リカルドとドライバーの担当日を変更している。関連:F1オーストリア インシーズンテスト:参加チーム&ドライバー