マクラーレン・ホンダは、2回目プレシーズンテストとなるバルセロナテストを前に、フィルミングデーを利用してMP4-30のパフォーマンスを試している。ホンダのパワーユニットともに新たな道を歩み始めたマクラーレンだが、今月始めに実施されたヘレステストでは4日間を通して79周の走行にとどまる厳しいスタートを切った。ペース的にもトップから遅れていたが、チームはエンジンの出力をフルに上げれば競争力を発揮できると自信をみせている。
バルセロナでのテストの開始を19日(木)に控え、マクラーレン・ホンダは、ジェンソン・バトンをコックピットに据えて撮影用の走行を完了すべく同地に早めに乗り込んだ。「JB、クローズアップの時間だ。晴天のバルセロナで撮影日がスタート」とマクラーレンは公式Twitterに投稿した。レギュレーションでは各チームに年間2回の“プロモーショナルイベント”が許可されており、1日あたりの走行は最大100kmとされている。19日からスタートするテストでは、前半の2日間をジェンソン・バトンがドライブし、残る2日間をフェルナンド・アロンソがプログラムを引き継ぐ。