マクラーレンは、ホンダの新しいF1エンジンを搭載した『MP4-29H』で今週金曜日にシルバーストンで初走行を行う。2015年のホンダのF1復帰を控え、アブダビGP後に行われるテスト前に新しいターボエンジンでのトラックテストをすることが計画されてきた。マクラーレンは、新しいパワーユニットをテストするために開発車両“MP4-29H”を準備。アブダビテストに加わるために作業が十分に進展することを願っている。
ホンダはその準備ができていると確信しており、マクラーレンは、今週金曜日にシルバーストンでフィルミングデイを使ってマクラーレン・ホンダを初めて走らせることを明らかにした。マクラーレンは、公式Twitterで「暫定的にホンダエンジンを搭載したMP4-29Hをお見せすることになる」と投稿。フィルミングデイは、走行距離が制限され、タイヤもデモンストレーションタイヤを使わなければならないが、マクラーレンは、アブダビテスト前のどんな走行であっても、ホンダエンジンのインストールに関する問題を可視化する役に立つと考えている。マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、MP4-29Hの開発は、2015年マシン『MP4-30』の開発に完全に集中することに役立つと述べた。「電気系の接続など、我々にはチェックしなければならないシステムがたくさんあるので、我々は開発車両作っている」「今年やっていることをベースに異なるアプローチをとることに決めた。現在のクルマの開発は全てが来年のマシンに適用できるはずだ」
全文を読む