マクラーレンは、F1マレーシアGPの決勝レースで、ジェンソン・バトンが2位、ルイス・ハミルトンが7位だった。ジェンソン・バトン (2位)「僕たちにとってかなり励みになる週末だった。多くのポイントを獲得できてとても満足している。チームの全員が素晴らしい仕事をしていたし、自分達を誇りに思うべきだね。今日のレースはタイヤを労わることが全てだった」
「グリッドへ向かう途中、意図的にフロントウイングを寝かせたけど、間違いだったね。第1スティントではアンダーステアが大きかったし、リアタイアも傷んでしまった。バランスが悪くなってしまった。ピットストップ毎にフロントウイングを回したら、ペースはどんどん良くなっていった。最後はプライムタイヤが本当にうまく働いていた。ルイスのピットストップに問題があって、彼の前に出られることはわかっていたけど、いずれにせよペースはとても良かった。素晴らしい午後だったね。終盤のラップでチームはタイヤのために楽に行けと伝えてきたけど、出来る限りセバスチャン(ベッテル)を追いかけていた。十分ではなかったけどね。僕たちには優れた強いパッケージがあることを励みに感じるべきだと思う。まだベストの状態だとは思わないけど、中国でそうなって、ルイスと僕の二人が素晴らしいレースをすることを期待している」ルイス・ハミルトン (7位)「今日はついてない一日だった。2番手でスタートして7位でフィニッシュすることに満足はできないけど、それがレースだ。上を向いて、前に進まなければならない。スタートでは外側から1コーナーに入ったけど、割り込まれてしまい、ジェンソンやニック(ハイドフェルド)に当たるリスクを冒さずに秒禦するのは難しかった。そのあとのレースでは、タイヤは落ち続けていた。最適よりも早めにピットインしたし、最後はタイヤが尽きていた。中古のプライムタイヤでレースを終えられると期待していたけど、持たなかったので、レースの最後にピットインしなければならなかった。午後が難しくなった要因はたくさんある。ピットストップの遅れ、タイヤを労わろうとしたときに数台のマシンに追われたこと、そしてフェルナンド(アロンソ)に後ろから当てられたことなどね。彼はちょっと近づき過ぎたと思うし、彼が追い抜こうとしたときに彼のフロントウイングが当たって、マシンのフロア後部が壊れてしまった。どれくらいダウンフォースを失ったかはわからない。今日は素晴らしい一日ではなかったけど、中国では優勝を狙う。前しか見ていないよ」関連:・アロンソとハミルトンにペナルティ、可夢偉が7位に浮上・F1マレーシアGP:セバスチャン・ベッテルが2連勝!可夢偉8位!
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