フェリペ・マッサは、F1最後の予選でQ3に進出したことが、自分が速さを失ったからF1を引退するわけではないことを証明したと述べた。9月のイタリアGPでF1引退を発表したフェリペ・マッサにとって、キャリア250戦目となるF1アブダビGPは最後のF1レースとなる。フェリペ・マッサは、予選でチームメイトのバルテリ・ボッタスを上回り、Q3に進出して10番グリッドを獲得した。
フェリペ・マッサは、最後の土曜日のパフォーマンスに満足していると語り、それは自分がまだF1で戦えることを証明したと述べた。最後の予選セッションでチームメイトを上回ったことに満足しているかと質問されたフェリペ・マッサは「もちろん、嬉しいよ」とコメント。速いということは常にいいことだ。最後の予選だったので、いいパフォーマンスで締めくくることができてよかった。本当にいい予選ができた」とコメント。「満足している。本当にキャリア最後の予選だったしね。スピードのせいで引退するわけではないことを示すのはいいことだ。僕は他の理由でやめる。まるで素敵なプレゼントみたいだった。集中しているし、明日のレースに向けた準備はできている。明日はもっといい展開になるといいね」母国レースとなった2週間前のブラジルGPでは、クラッシュした後、ピットレーンまで歩いて戻る途中にファンやパドックと感動的な別れの挨拶を交わしたフェリペ・マッサだが、最後の週末は大きく異なる感覚だと語る。 「まったく別のレースだ。ブラジルは僕のホームグランプリだし、ホームレースではいつもやることがたくさんあったり、高い期待がかかっている。たくさんのイベントやインタビュー、仕事があるし、いろいろな人が周りにいたりする。だから、ここではかなりリラックスしているのは確かだ」「もちろん、明日は僕のラストレースになるけど、前よりもずっとリラックスしているし、ブラジルと同じようにバトルをする準備は完璧だ。良い位置でフィニッシュするための準備はできているし、明日は良いリザルトを掴めるはずだ」