フェリペ・マッサは、開幕戦オーストラリアGPでのフェラーリの挑戦者としてブラウンGPの名前をあげた。ブラウンGPの新車は限られたプレシーズンテストの中で驚きのパフォーマンスをみせており、マッサは、ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロが見せた状態が開幕戦まで継続されるだろうと考えている。「少なくとも、最後のテストセッションをみれば、確実にブラウンGPが主な敵だ」
「僕たちはブラウンGPが灰から生き返って、他の誰よりも1秒速く走行しているのをみた」ブラウンGPの脅威を警戒してはいるが、マッサはフェラーリの新車F60の進歩に満足している。「マシンは競争力がある。速いし、一貫性もあるね」「いくつかレースシミュレーションができたし、マシンに問題はなかった。僕たちはチャンピオンシップをスタートする準備ができているし、前年と同じくらい競争力があると期待している」マッサはまた、これまでのライバルであるマクラーレンが新車のテストで困難な時間を迎えていることに驚いていることを認めた。しかし、マクラーレンが他を欺いているとは考えていない。「多くの人々はテストはレース週末ほど重要ではなく、真実ではないというけど、常に後ろを走っているということは、うまくいっていないとことを示していると思う」