フェリペ・マッサは、ウィリアムズとの契約が最終年を迎える2016シーズンに“プレッシャーはない”と述べた。2014年にウィリアムズに加入したフェリペ・マッサは、メルセデスのパワーユニットを獲得して大幅にパフォーマンスを上げたFW36で再び上位争いを演じ、この2シーズンで5度の表彰台を獲得。昨年もチームメイトのバルテリ・ボッタスにわずか15ポイント差のランキング6位で終え、チームを2年連続コンストラクターズ3位に導いた。
今年で35歳になるフェリペ・マッサは、ウィリアムズのアットホームな雰囲気は2016年以降の残留を納得させる要素になるが、最も重要なのはウィリアムズがビッグチームと戦えるかどうかにかかっていると述べた。「2016年へのプレッシャーはない」とフェリペ・マッサはコメント。「新シーズンが開幕するまでちょっと少し待たなければならない。良いスタートを切って、良いシーズンを過ごせることを期待しているし、そうなればどうすべきか決定できるだろう」「2017年は全てが変わる。残留するのもいいことだけど、それを決めるにはオプションに目を向けるための時間が必要だ」「たとえウィリアムズのような素晴らしいチームであっても、残留するかどうかかはわからない。少し時間がかかるね」フェリペ・マッサは、2017年に予定されている大幅なテクニカルレギュレーションの変更が、F1を続けることへの魅力に感じている一方で、上位で争うことができなければF1から引退する覚悟があると述べた。「最初に考えるのは競争力のあるマシンとそれを与えてくれるチームがあるがどうか」「そうでなければ、おそらく引退する時だろう。わからないけどね」