フェリペ・マッサが、F1シンガポールGPへの意気込みを語った。フェリペ・マッサ (フェラーリ)「シーズンのこの最終パートのために特別なトレーニングはしていない。家でも、旅先でも、ホテルでも、飛行機以外ではどこでも毎日トレーニングしているからね! 定期的に運動することが重要だし、それは心を鋭くしておくためにも役立つ」
「僕の意見では、シンガポールはカレンダーで最も疲れるレースのひとつ、もしくは一番疲れるレースかもしれない。丸2時間走る一年で最長のレースだからね。夜でもコンディションはとても湿気が高い。クルマのなかで多くの汗をかくし、速度が低いのでコックピット内にあまり空気も入ってこない。夜に開催されるとのバリアが常にとても近いことが組み合わさって、全体的に身体的だけでなく精神的にも最も厳しいレースだ。照明の下での可視性は良いけど、日中に走るのと同じわけではないし、困難は増す。でも、夜にそこにいるのは違いがあって楽しい。ファンにとても素晴らしいスペクタクルだし、僕たちドライバーにとっても面白いイベントだ。サーキットで他にそれよりも重要な点は選べないね。ここでは全てが大切だ。コーナーでのわずかなミスが高い代償を払うことになる。全てのコーナーで注意しなければならないし、トラックは長い。ここの1周はモナコ2つ分くらいだし、精度と一貫性が重要だ。特に全てを完璧にまとめなければならない予選ではね。実際、僕はモナコよりもシンガポールで勝つことの方が難しいと思う。トラックは長いし、より複雑で1周1分48秒くらいだし、モナコの方がずっと短い」