マルシャのグレアム・ローデンは、2013年F1シーズンにむけたチームの財政面は「これまで以上に楽天的」だと述べた。マルシャは、ティモ・グロックとの契約を解消。商業的な要因により、放出を余儀なくされたことを示唆している。マルシャは5日(火)に2013年F1マシン「MR02」を発表。マシンにはスポンサーロゴの空白が目立ったが、グレアム・ローデンはチームは好調だと主張した。
「全て同じ名前で満たされていれば、心配だろう」とグレアム・ローデンはコメント。「今後数週間、またシーズン中にもいくつかの名前がクルマに掲載されているのが見れるだろう」「現在、これまで以上に技術面と商業面は快適だ」「去年は新車でプレシーズンテストをできなかったことを覚えていれば、今年はちょっと先にいられることはかなり素晴らしいことだ」マルシャは、最終戦でケータハムに抜かれてコンストラクターズ10位から陥落。しかし、グレアム・ローデンは、スポンサー契約により、チームの将来は確保されていると語る。「我々のチームの収益構造を見れば、それは常にスポンサーによって占められていた。商業的な権利所有者から得ているパーセンテージは比較的少ない」「現時点ではコンコルド(契約)がないので、取引条件がどうなっているのかはわからない。全体のなかの小さな一部だ。今年どのように展開するかまだ確認している」グレアム・ローデンは、マルシャはまだ新しいコンコルド協定のオファーを受けていないことを認めるが、まだ議論がなされていると述べた。「我々には相互的な協定はない。他チームは結んでいると理解している。現在、我々にはないが、新しい商業協定について議論中だ」「我々は商業的な権利所有者と議論を行っており、私の推測では、相互的な合意とは対照的にコンコルド協定に落ち着くだろう。プレシーズンテストの進行などにはあまり重要なことではない」