バーニー・エクレストンは、ロータスが最終戦F1アブダビGPに参戦するための費用を肩代わりしたことが明らかになった。ルノーによるロータスF1チーム買収は目前とされているが、詳細はまだ確定しておらず、請求書の支払いに遅れが生じている。それらのひとつは、ヤス・マリーナ・サーキットに関するものであり、その結果、ロータスの人員は締め出され、チームの器材はアブダビ空港で足止めされた。
最終的にバーニー・エクレストンが、期限を2日過ぎた費用を肩代わりし、ロータスは木曜日の朝に荷解きができるようになった。そのため、ロータスは木曜日の車検までにマシンを準備することができず、金曜フリー走行1回目前に実施することになっている。ロータスのアラン・パーメインは、チームがフリー走行1回目に参加することを確認している。アブダビGPはトワイライトレースとなるため、通常のグランプリよりも遅い現地時間13時からフリー走行がスタートする。パストール・マルドナドは、パドックであわただしく動くフォークリフトを見ながら「明日の準備は整うだろう」とコメント。「僕たちはいつもよりも懸命に、そして、素早く仕事をしなければならないけど、僕たちのスタッフはとても強いし、大丈夫だ。彼らはこのようなことに慣れているので問題はないはずだ」「もちろん、全てのレースに到着し、新しいものを持ち込むのはとても難しいけど、これが僕たちが持っているものだ。僕たちはベストを尽くしていく」「僕たちは団結しているし、一体となっている。いいチームだ。それを示す必要がある」パストール・マルドナドは、来シーズンにルノーがワークスチームとして戻ることになっていることで、このような厳しい週末のスタートに耐えなければならないことを事前に考えていたと述べた。「来シーズン、僕たちは、全員にとってより多くの緊張とプレッシャーを引き起こしているこのような問題をまとめられることを願っている」「僕たちはまもなく(買収の)ニュースを得られることを願っている。将来がわかっていることは非常に重要だ」「交渉が行われているのは明らかだし、契約はとても間近だ」「一日が経過する毎にどんどん間近になっているけど、最終的な確証を持つまでは常に難しい」「実現しなければならないことだ。チーム、そしてスタッフにとってそれがベストだろうし、まもなく実現することを願っている」