ロータスは、パストール・マルドナドを2014年のドライバーに起用することを正式発表した。キミ・ライコネンのフェラーリ移籍によって空席となっていたロータスのシートが確定した。ロータスは、ニコ・ヒュルケンベルグの起用を望んでいたが、投資企業カンタム・モータースポーツとの契約がもつれており、いまだ完了させられていない。
そこに割って入ったのが、ベネズエラの国営石油企業PDVSAから支援を受けるパストール・マルドナドだ。ウィリアムズで失意のシーズンを過ごしたパストール・マルドナドは、ロータスでの新たなスタートを楽しみにしているとコメントした。 パストール・マルドナド「2014年にロータスF1チームに加われることは僕にとって素晴らしい機会だ。僕が自分のF1キャリアを追求するために移籍を望んだのは秘密ではない。ロータスF1チームは、来シーズン僕がコンペティティブになれるベストな機会を提供してくれた。レギュレーションもクルマも大きく変わるので、フレッシュなスタートにはとてもいいタイミングだ。ブラック&ゴールドに乗ってレースをするのが待ち切れない」エリック・ブーリエ (ロータス チーム代表)「パストールにペースとポテンシャルがあるのは明らかだ。2010年のGP2シリーズタイトル獲得や、キャリアを通したウィリアムズF1チームでの力強いレースがそれを示されている。彼が恒常的にトラック上で活躍する適切な環境を与えられると確信している。新しいレギュレーションに沿った新車には2年以上にわたって取り組んでおり、今後のあらゆるチャレンジに向けて、非常に良いソリューションを見つけられたと自信を持っている。ロマンとパストールの2人によって、ロータスF1チームは来年、多くのサプライズを引き起こすことができるだろう」関連:ロータス、ロマン・グロージャンの2014年の残留を発表
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