ロータスは、キミ・ライコネンの代役としてダビデ・バルセッキを本命とは考えていないようだ。ロータスは、背中の手術で残りのレースを欠場する代役に、リザーブドライバーとしてダビデ・バルッセッキを抱えていながら、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグをオファーしたことが明らかになっていた。ニコ・ヒュルケンベルグはそれを断ったが、ロータスはコンストラクターズ選手権の順位を改善しようとしており、ダビデ・バルセッキがその役割の本命ではないことを示唆していた。
ロータスのチーム代表エリック・ブーリエは「我々はコンストラクターズ選手権で3位を争っている。我々にはポイント獲得の戦いに加われる経験のあるドライバーが必要としている」「ダビデがそのチャンスに値しないと言っているわけではない。彼は素晴らしい仕事をしているし、我々は彼に満足している。だが、彼には経験が不足している」噂では、ロータスは、ヘイキ・コバライネンを残り2戦でキミ・ライコネンの代役として起用することをまもなく発表するとされている。ルノー時代にエンストンのチームに所属していたヘイキ・コバライネンは、マクラーレン時代にはレース優勝の経験もある。また、2010〜2012年に所属したケータハムの金曜ドライバーとして、今年のマシンとタイヤを経験している。元F1ドライバーのミカ・サロは「ヘイキはこのようなことを待っていた。私がチーム代表なら、バルセッキよりも彼を選ぶだろう」と述べた。関連:・ニコ・ヒュルケンベルグ、ロータスのキミ・ライコネンの代役を断る・キミ・ライコネン、残りのシーズンを欠場