ロータスのチーム代表エリック・ブーリエは、フェラーリへの移籍が決定したキミ・ライコネンの後任候補にフェリペ・マッサが加わったことを認めた。フェラーリで8シーズンを過ごしたフェリペ・マッサは、今シーズン限りでフェラーリを離脱することを10日に発表。そして11日(水)、フェリペ・マッサと入れ替わるカタチでキミ・ライコネンがフェラーリに復帰することが正式発表された。
Twitterでフェラーリ離脱を発表したフェリペ・マッサは「より多くのレースで優勝し、最大の目標であるチャンピオンシップに挑戦できる競争力のあるクルマを提供してくれるチームを探したい」と述べており、他チームへの移籍を視野に入れていることを明らかにした。2014年のドライバーラインナップが確定していないチームの中で最も競争力のあるチームはロータスとなるが、チーム代表のエリック・ブーリエは、フェリペ・マッサのマネジメントグループがすでに接触してきたことを認めた。ロータスのドライバー候補にはニコ・ヒュルケンベルグの名前も挙がっているが、エリック・ブーリエはドライバー候補について「フェリペ・マッサも入手可能となったので、言うまでもなく彼もリストに載っている。彼らはマネジメントがアプローチしてきたドライバーだ」と RMC Sport にコメント。キミ・ライコネンの離脱によりロマン・グロージャンの残留が確定的となったが、エリック・ブーリエは、ロマン・グロージャンにチームリーダーの役割を担ってほしいと考えている。「2年間、ワールドチャンピオンの隣で成長した彼が自己主張するチャンスであり、アドバンテージになるだろう。チームをまとめることができるだろうし、リーダーになれることをトラック上で証明できるだろう。シーズンをいいカタチで終える必要がある」関連:フェラーリ、キミ・ライコネンとの契約を正式発表