ロータスのトラックサイドオペレーションディレクターを務めるアラン・パーメインは、ピレリが次の3戦のために選択したタイヤコンパウンドを“保守的過ぎる”と批判した。ピレリは、F1イギリスGPとF1ハンガリーGPでミディアムとハードという最も硬いタイヤコンパウンドを選択。昨年のシルバーストンではソフトとハード、ハンガロリンクではミディアムとソフトが供給されていた。
2013年のピレリのタイヤコンパウンドは全体的に柔らかくなってはいるが、アラン・パーメインはピレリの選択が間違っているとし、特にF1ハンガリーGPでのコンパウンド選択に不快感を示した。「バーレーンやシルバーストンと同じタイヤをハンガリーで使うなど通常では考えられない」とアラン・パーメインは BBC にコメント。「昨年はタイヤは違った。ミディアムとソフトだったが、皆2ストップだった。まったく理解できない。あのコースには硬すぎる」また、アラン・パーメインは、ピレリの保守的な方針は、ピレリが掲げた狙いに反しているように感じられると付け加えた。「彼らはピットストップを増やそうとして柔らかいタイヤにしたはずだ。硬めのタイヤを供給し続けるのであれば、タイヤを柔らかめにした意味がない」「昨年終盤の数レースで彼らがしたこととまったく同じだ。タイヤが硬めになっていき、1ストップばかりになってしまった」「彼らの言い分は、チャンピオンシップに干渉したくないので保守的なタイヤを選んだというものだったが、それがどういう意味なのか、私には全然わからなかった」