F1バーレーンGPで初表彰台を獲得したロータスは、今後あらゆるトラックでドライバーとマシンは速いと自信を持っている。シーズン序盤から有望な速さを示していたロータスだが、先週のバーレーンでキミ・ライコネンとロマン・グロージャンが表彰台を獲得するまでトップ3フィニッシュを成し遂げることはできていなかった。
トラックサイド・オペレーションズ・ディレクターを務めるアラン・パーメインは、結果はロータスが行動をまとめられた証拠であり、他のレースでもE20がそのカタチを繰り返せる準備ができていると考えている。「ずっと有望であることを示していたのは疑いないことであり、そうなると言ってきた。そうなっていくだろうし、そうなっている」とアラン・パーメインは AUTOSPORT にコメント。「適切で素直なレースをやったし、戦略も台無しにはしなかった」「マシンが速いことは示していたし、他の場所でも速いだと思う。弱点はわかっている。それは低速コーナーやトラックションといったものだ。しかし、高速や中速でのマシンにはとても満足している」チーム代表のエリック・ブーリエは、バーレーン前にチームがスピードを生かし切れていないことにフラストレーションを感じていると認めていた。「うまくいかないときもあるし、開幕3戦でフラストレーションが溜まっていたのはそれが理由だ」「今週末は順調だったし、不具合もなかった。(タイヤ)戦略はほんのわずかギャンブルだったが、うまく機能した」ロータスが、バーレーンでようやく全てをまとめることができた理由についてエリック・ブーリエは「確実なことはわからない。天候もあるし、温度も我々やマシンにとって良かった」とコメント。「開幕3戦では我々はすべてを繋ぎ合わせて、全ての機械を働かせようとしていたと思う。シーズン開幕、そして両方のドライバーを変えたときにそれをするのは簡単なことではない」「だが、今は全員がお互いを良く知っているし、よりうまく働き始めている。それにドライバーは2年間F1から離れていたので、彼らもスピードを上げる必要があった。今はもう大丈夫だと思う」