ランド・ノリスは、2023年F1第16戦シンガポールGPの予選で4番手のタイムを記録したが、表彰台を獲得できるかどうかについては慎重だ。レッドブルの2台がQ2で脱落したため、ポールポジションはフェラーリ、メルセデス、ノリスの3台が争うことになった。
FP3でトップタイムを記録したカルロス・サインツがメルセデスのジョージ・ラッセルを僅差で抑えてポールポジションを獲得。ノリスは元マクラーレンのチームメイトが記録したポールタイムから0.286秒遅れの4番手でフィニッシュ。マクラーレンのパフォーマンスに満足した。「ポールポジションからコンマ2秒差というのは、僕たちにとってとてもいい結果だ」とノリスは語った。「コンマ2秒と言われてもピンとこないだろうけど、Q3では久しぶりにベストラップを達成できた」「タフだったし、ギリギリだった。限界までプッシュして、もっとタイムを見つけようとするのは決して簡単なトラックではないけど、僕たちは毎回それをやった」「4位という結果は、もしかしたらもっと期待していた人もいたかもしれないけれど、僕はとても満足している。レッドブルの2台より前に出られたのはちょっとした驚きだった」「良い一日だったが、明日それをポイントにつなげることが重要だ」今年すでに2度の表彰台を獲得しているノリスは、明日のレースで3度目の表彰台に上がる絶好の位置にある。しかしノリスは、シンガポール市街地コースでのオーバーテイクの難しさを理由に、自身の野心については控えめな姿勢を崩していない。「とにかく良いポイントを獲得したいと思っている。みんなが表彰台って言うだろうけど、オーバーテイクが難しいトラックなんだ」「週末を通じて非常に好調だったフェラーリの2台がいて、メルセデスとジョージもずっと好調だし、メルセデスはいつもレースペースがいい」「彼らを攻撃できると言うのはあまり自信がないかもしれないけど、もちろん、彼らと戦い、少なくとも現状を維持するペースがあるので、それがプランになるだろう」ランド・ノリス「今日はとてもいい一日だった。4位はとても満足している。先頭に迫っていた。コンマ2秒だ。でも、今日はコンマ2秒届かなかった。全てを出し切ったと感じているので、とても満足しています。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。全員を誇りに思う。明日はポイントを獲得できるいいポジションにいる。ここでのレースはいつもとてもトリッキーなので、先走ることはできないけど、挑戦するのに十分なマシンを持っているし、何ができるか見てみるつもりだ」
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