ランス・ストロールが、来週末のF1イタリアGPからレーシングポイント・フォースインディアに加入するために8月28日(火)にシート合わせを行うと Racefans が報じられている。報道によると、ランス・ストロールはF1イタリアGPでエステバン・オコンに代わってレーシングポイント・フォースインディアに加入し、ロバート・クビサがウィリアムズでF1復帰を果たすことになるという。
また、これまでエステバン・オコンはストフェル・バンドーンに代わってマクラーレンに加入するとされていたが、バンドーンは少なくとも2018年末までシートを維持できると“100%”自信を持っていると語っており、オコンはシーズン終了までF1を離れることになる可能性があると伝えられている。F1ベルギーGPの予選で自己ベストとなる3番グリッドを獲得したエステバン・オコンは、2番グリッドを獲得したセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)との会話をスクープされている。セバスチャン・ベッテルに「来年はどこに行くの?ここに残るの?」と聞かれたエステバン・オコンは「いいや。このシートはランスが買った」と答えたという。ランス・ストロール自身、シーズン終了までウィリアムズに残る“保証はない”と述べているおり、父親が買収したレーシングポイント・フォースインディアに移籍することは“もし”ではなく“いつ”になるかの問題となっている。一方、チームに残留する準備が整っているとされるセルジオ・ペレスは、ランス・ストロールのドライビング能力を“判断することは難しい”と考えているが、ストロールには自分自身を証明するだけの経験があると語る。「F1ではチームのパフォーマンスに大きな違いがあるし、クルマ間で2.5秒くらいの差があったりする。なので、ドライバーを判断するのは難しいことだ」とセルジオ・ペレスはコメント。「彼は非常に経験豊富なフェリペと並んでもそれほど悪くなかったと思う。今、ウィリアムズはとても難しいポジションにいるので判断するのは難しい」「彼は成長していると思うし、ウィリアムズで2年の経験を積んでいる。その点で彼に何ができるか見てみよう。チームメイトではない誰かを判断するのはとても難しい」