ウィリアムズのランス・ストロールは、F1でのデビューシーズンを終えて“ドライバーとして劇的に変化を遂げた”と考えている。父親でカナダの大富豪ローレンス・ストロールの財力でF1への道を切り開いたランス・ストロールは序盤戦には多くの批判を受けたが、母国レースとなった第7戦カナダGPで2位表彰台を獲得して以降はパフォーマンスを向上し、最終的にフェリペ・マッサから3ポイント差のドライバーズ選手権12位でシーズンを終えた。
2018年もウィリアムズへの残留が決定したランス・ストロールは、新たにルーキーのセルゲイ・スロトキンをチームメイトに迎えて2年目のF1シーズンに挑む。ランス・ストロールは、F1デビューシーズンに多くのことを学んだと感じており、新シーズンにむけて準備は整っていると語る。「1年の間にドライバーとして劇的に変化したと思う」とランス・ストロールはコメント。「膨大な量を学んだ。F1で世界最高のドライバーたちと最高レベルで競争して多くの経験を積んだ。いろんな種類の感情を経験している。逆境に直面して、表彰台に立ち、フロントロースタートも経験した」「世界中を旅して、世界で最高のドライバーたちと様々な種類のトラックでレースをすることは、レーシングドライバーというものについて多くのことを教えてくれた」「F1ではやらなければならないことがたくさんあるので、これまで以上に学んで、適応しなければならなかった。ドライバーとして掌握しなければならないことが本当にたくさんある。週末に良い結果を出すためには本当に完璧さが求められる」「2017年のメルボルンにいた自分と比較して、完全に異なるドライバーだと感じている」今週末、ランス・ストロールは、ジャッキー・チェンDCRのドライバーとしてデイトナ24時間レースに参戦している。「僕はモータースポーツが好きだからここにいるしい、いろんなクルマでカテゴリーでレースをしたいと思っている」とランス・ストロールはコメント。「2年前、デイトナを初体験してとても楽しかったし、このレースの雰囲気は本当に特別だった」「もちろん、今年も同じことを期待しているし、ベストを尽くして、レースに勝つためにここにいる。競争は激しいだろうけど、僕たちには最高のパッケージがあると思う」