ヘイキ・コバライネンは、T128の競争力を確信していると述べた。チーム・ロータスは、バレンシアテスト2日目からテストを開始。ヘイキ・コバライネンがT128での初走行を行った。パワーステアリングの問題により、わずか15周の走行に留まったコバライネンだが、T128のポテンシャルにポジティブな印象を抱いていると述べた。
「とてもポジティブだ」とヘイキ・コバライネンはコメント。「フィーリング、そしてマシンからの感覚が、昨年と比較して全く違う」「昨年マシンよりも多くのポテンシャルがある。タイムを記録するためのシングルラップができなかったので、まだどれくらいの速さがあるかはを言うのは難しい。装置をチェックするためだけの走行だった。明日はもっと良い見解が得られるだろうね」明日の最終日はヤルノ・トゥルーリが担当するが、チーム・ロータスは4日(金)に撮影のための走行を予定しており、そこで両ドライバーが再びT128のステアリングを握る。T128を本気でプッシュすることを楽しみにしているかと質問されたコバライネンは「今日すでにやってみたよ」とコメント。「もっと攻めたかったけど、パワーステアリングが異なるコーナーで気まぐれに故障してしまったので、ちょっと信頼性に欠けていて、妨害されてしまったよ!」「でも、フィーリングはとてもポジティブだし、もっとたくさん走りたい。明日はチームが良い一日を過ごせて、もっとクルマを理解して、もう少しプッシュできることを期待している」「冬を終えてエネルギーは満タンだと感じているし、限界までクルマをプッシュできると思う。ただ、数日待たなければならないけどね!」ヘイキ・コバライネンは、チームのポテンシャルについて信頼していると述べた。「ロータスでのキャリアが始まったときから気持ちは変わっていない。去年が難しくなりそうなことはわかっていたし、去年もっといいクルマを作ることは厳しいこともわかっていた。でも、僕たちは長期にわたってこのクルマを計画し、設計し、組み立てることができた。このクルマは、さらに開発を進めるための良いプラットフォームであることは確かだ」「現在、チームには多くの人々が関与している。きちんとしたF1チームだ。まだ成長する必要があるし、施設を改善させて、もう1〜2速シフトアップする必要がある。でも、素晴らしい進歩だし、チームは誇りを持っていいと思う。去年と比較するとずっといい状態だよ」関連:F1バレンシアテスト2日目:フェルナンド・アロンソがトップタイム