F1韓国GPを開催する韓国インターナショナルサーキットを設計したヘルマン・ティルケは、F1韓国GPが10月の開催に間に合うと信じている。8月に撮影された韓国インターナショナルサーキットの写真では、まだアスファルトの舗装もされていない状態で、F1韓国GPの開催について疑問が高まっている。しかし、サーキットでは来週F1デモ走行を予定されている。情報筋によるとアスファルトの最初の層が完了しているといい、ヘルマン・ティルケもグランプリ開催は確実であると明言した。
「まだトラックは完成していないが、完成するだろう。間に合うはずだ」とヘルマン・ティルケはは AUTOSPORT にコメント。「スケジュール的に厳しいのは確かだ。しかし、それはどのサーキットでも同じだ。どんなF1サーキットもレース日が決定していることが常に問題になっている。天候が悪いなどの状況になっても、延期することはできないからね」「通常の建物なら1〜2週間の遅れることはある。しかし、F1サーキットではそのようなことはできない。1週間遅れるようなことはあってはならない」韓国インターナショナルサーキットの建設は、悪天候によって遅れているが、現在、期日に間に合わせるための工事が急ピッチで進められており、FIAの最終査察は、来月のF1イタリアGP後に実施されるとみれらている。マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、たとえF1が始まる数時間前にトラックが完成したとしても、イベントが開催されることを楽観視していると述べた。「写真を見たし、数週間前のトラックの一部がまだ瓦礫状態であるという懸念も知っている。韓国にとっては、非常に大きなイベントであると思う。彼らは多くの人材とリソースを投じている。我々が韓国に行ったときに準備ができていないということはないと信じている。前夜には十分完成しているだろうし、我々もそこに行くだろう」F1韓国GPが開催されない場合、代替レースがあるかという質問に対しては「あるかもしれないが、現実的ではないと思う。バーニー(・エクレストン)などが韓国GPが開催されることに自信を持っているので、代替レースは検討されていないだろう」とマーティン・ウィットマーシュは述べた。