ケビン・マグヌッセンは、2021年にハースF1チームで代役として1戦限りのレース復帰を果たすことには“あまり関心がない”と語る。最近、ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、2021年にレギュラードライバーの代役が必要になった場合に、昨年まで所属していたケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンを呼ぶ可能性があることを示唆した。
しかし、現在、IMSAウェザーテックス・ポーツカー選手権にチップ・ガナッシ・レーシングに参戦し、2022年にはプジョーとWECでシーズンを迎えることが決定しているケビン・マグヌッセンは、たとえ自分がそれができる状況にあったとしても、元ボスからの呼びかけに好意的に反応するかどうかを疑っている。「ハースF1チームの多くの人々がそうであるように、ギュンサーは良い友達だが、1回限りのレースのようなレースについての話はしていないし、あまり興味がない」とケビン・マグヌッセンは認めた。「自分がしていることに完全に集中したいし、僕は勝利を求めている。F1で7年間走ってきたし、もう1戦レースをすることはそれほど面白いとは思わない」ケビン・マグヌッセンは、F1でのキャリアを復活させる可能性はほとんどないと考えている。「メルセデスが運転したいかどうか尋ねてくるのであれば、誰であろうと非常に真剣に検討するだろう」とケビン・マグヌッセンはコメント。「僕はF1で非常に公平に挑戦できる機会を与えられた。自分は成功するために最善を尽くしたと思っている」「僕はそれをやり終えて、また何かを勝ち取る準備ができていると感じている。それが僕が今いるところだ」IMSAで上位を争うチップ・ガナッシ・レーシングの一員として、ケビン・マグヌッセンは今シーズン、表彰台のトップに立つ可能性がある。しかし、ケビン・マグヌッセンが“僕にとって完璧な一方”と表現する2020年のプジョーとのWEC参戦は、さらにエキサイティングな展望を与えている。「この旅の準備を始めるのをとても楽しみにしている」とケビン・マグヌッセンは語った。「(プジョーの)ル・マンや他の多くのモータースポーツでの成功は、期待が非常に高いことを意味する」