ケビン・マグヌッセンは、ルノーと契約できなかった場合、2017年にアンドレッティ・オートスポーツでインディカーに参戦すると噂されている。ルノーは、2017年のドライバーとしてニコ・ヒュルケンベルグと複数年契約を締結。また、もうひとつのシートにバルテリ・ボッタスを起用することを目指しており、若手フランス人ドライバーのエステバン・オコンを起用するというオプションもあるため、ケビン・マグヌッセンのF1での将来は不透明なものとなっている。
Racer は、ケビン・マグヌッセンが2017年のアンドレッティの4台目のマシンの候補に挙げられていると報道。アンドレッティは、すでにライハン・ハンターレイ、アレキサンダー・ロッシ、マルコ・アンドレッティの起用を発表している。同誌は「彼の才能に対するホンダの評価を考えれば、ケビン・マグヌッセンのような質を持ったドライバーは、シボレーが完全征服しているインディカー・プログラムを追い抜くというブランドの熱心な努力にフィットする」と報道。ケビン・マグヌッセンは、マクラーレン・ホンダのリザーブドライバーに降格した2015年にインディカー参戦の契約を結ぶ寸前までいっていたが、プレシーズンテストで負傷したフェルナンド・アロンソの代役として開幕戦に参戦したことでその機会を逃している。また、アンドレッティの4台目のマシン候補には、AJフォイトがシボレーにエンジンを交換することでシートを失うホンダドライバーの佐藤琢磨の名前も候補に挙がっている。ケビン・マグヌッセンがF1でシートを獲得できなかった場合、佐藤琢磨とアンドレッティのシートを争うことになるかもしれない。