マクラーレンは、リザーブドライバーを務めるケビン・マグヌッセンに他チームからオファーがあった場合、それを阻止しない意向であることを認めた。昨年、マクラーレンでF1デビューを果たしたケビン・マグヌッセンだったが、今年はフェルナンド・アロンソの加入によってリザーブドライバーに降格した。ケビン・マグヌッセンは、2016年にマクラーレンのシートを取り戻したいと考えているが、レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、ジェンソン・バトンの2016年のオプションを行使する意向であることを示唆している。
エリック・ブーリエは、ケビン・マグヌッセンが他の道を追求したけど、マクラーレンは阻止することはないと明言した。「我々が、彼にここでのシートをオファーできれば、それは私一人で決められることではないが、もちろん、彼に優先権がある」「彼はマクラーレンのドライバーであり、彼は常にマクラーレンで再びレースをしたいと主張している」「だが、我々はそうすることができない場合、個人的に私は他でレースをすることを止めないだろう」ケビン・マグヌッセンは、ハースのシート候補に挙げられているが、他チームのシートはほぼ埋まってきている。ケビン・マグヌッセンには、今年ホンダのエンジンを搭載するインディカーでレースをする可能性があったが、フェルナンド・アロンソが脳震盪によって開幕戦を欠場することになり、それは叶わなかった。しかも、開幕戦では、テクニカルトラブルによってレースをスタートすることさえできず、インシーズンテストでは、オリバー・ターベイとストフェル・バンドーンが担当した。ケビン・マグヌッセンは、2016年にレースシートがないことを受け入れるのは“絶対に無理”だと述べていた。