小林可夢偉が、ポールポジションを獲得したWEC 開幕戦 シルバーストンの予選ラップを振り返った。WECの予選は3人のドライバーのうち2人がタイムアタックし、その平均値が予選タイムとして採用される。7号車は小林可夢偉とマイク・コンウェイが走行を担当。小林可夢偉は1分36秒793の驚速タイムを記録。マイク・コンウェイとの平均タイム1分37秒304は2012年に始まったWECシルバーストン戦におけるLMP1クラスの最速タイムとなる。
「あれ以上は無理というくらいにアタックした予選で、結果には本当に満足しています」と小林可夢偉はコメント。「TS050 HYBRIDは今日も素晴らしい仕上がりで、チームは本当に良くやってくれました。オフシーズンを通してチームが全力を尽くして開発してくれたことに感謝します。そして今日の私の予選でその結果をお見せすることが出来ました」「シーズン開幕戦をポールポジションという、決勝レースへ向けた最高のポジションからスタート出来るのはとても良い気分です」8号車は中嶋一貴とアンソニー・デビッドソンがタイムアタックを担当。7号車とわずか0秒289の1分37秒593差で2番手を獲得した。 「今日もとても順調な一日でした。可夢偉が素晴らしいラップタイムをマークしてくれました」と中嶋一貴はコメント。「ここシルバーストンは好きなサーキットのひとつで、個人的にも予選アタックは上手くいったと思っています」「しかし、我々にとっての目標は、明日の決勝レースです。ロングランでの走りにはとても満足しているので、明日の決勝レースでも好調さを発揮出来るように頑張ります」
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