小林可夢偉は、F1ヘレステスト3日目に84周を走行し、1分21秒242というタイムで5番手だった。2月1日ぶりにC30での走行を行った小林可夢偉だったが、テスト開始直後にマシントラブルでトラック上にストップ。この日最初の赤旗の原因となった。午後にもエンジントラブルでストップして赤旗を出すなど、トラブルに悩まされた小林可夢偉のテストをテクニカルディレクターを務めるジェイムス・キーが振り返った。
「バレンシアでは長く走行できなかったので、今日は可夢偉にとってC30と最新のピレリタイヤによるきちんとしたテストの初日だった」とジェイムス・キーは語る。「ユーズドタイヤを使って走行していくつか全体的なセットアップ作業を行ったが、多くのパフォーマンスは発揮できなかった。午前中は一般的なメカニカル作業とセットアップ変更を行い、セルジオがドライブしたときに見い出した方向性をチェックした。午後にはいくつか新しい開発アイテムもテストしたし、ロングランに集中したが、それは最後のエンジントラブルによってショートカットされてしまった」「明日は完全なテストプログラムができることを楽しみにしている」小林可夢偉は、明日のヘレステスト最終日にもC30をドライブする。 関連:F1ヘレステスト3日目:ニック・ハイドフェルドがトップタイム!
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