ジョリオン・パーマーは、2017年末に“胸を張ってルノーを離れたい”と語る。ルノーは、F1シンガポールGPの金曜日に2018年にジョリオン・パーマーに代えてトロ・ロッソノカルロス・サインツを起用することを発表。さらに今シーズン中にも交代する可能性があるとの憶測が強まった。ジョリオン・パーマーは、そのF1シンガポールGPで今季初、そして、自己ベストのリザルトとなる6位入賞を果たしている。
「正直、これまでの14戦と何も違いは感じなかった」とジョリオン・パーマーは Autosport にコメント。「F1ではプレッシャーはつきものだ。僕はいつもうまくやりたいと思っている。今年の初めにも優勢に立ちたいと思っていたし、良い結果を出す必要があった」「もっと早くにこの結果を出したかったけど、厳しい一年だった。これはシーズンの20戦のうちの1戦に過ぎない。僕はまだオン後の各レースに集中しているし、残り6戦ある。将来はどうにでも転がる」「でも、僕は各レースでベストを尽くして、シーズン終了後に胸を張ってチームを離れたい。このような結果をもっと出せるとことを期待している」ジョリオン・パーマーは、常にシンガポールのような結果を出せると感じていたが、何度か状況によってそれを実現できなかったと語る。「スパですでに多くのポイントを獲得しているはずだった。でも、ギアボックスペナルティがあり、トライフィックにはまってしまった。モンツァは後方からのスタートでレースをフィニッシュできなかった」「でも、この2週間のパフォーマンスはとても競争力があった。今後のレースではクルマは良くなっていくだえだし、多くの自信を与えてくれるだろう」「去年、マレーシアでポイントを獲得しているし、今年はもっと多く獲得できることを願っている」2018年にウィリアムズへの移籍を目指していると報じられているジョリオン・パーマーは、シンガポールは自分のポテンシャルの宣伝になったと考えている。「今年は、シルバーストン、バクーなど、多くのレースで“タラレバ”があった。やっと週末全体をスムーズに進めることができた」「前の何名から脱落するという運があったのは確かだけど、ようやく結果が出たし、それはかなり重要なことだ」「自分の実力を示すレースはあと6戦あるし、他の人々が僕が何をしているかを確認できればいいね」「僕は自分自身のためにそれをやっているし、週末毎に集中している」「タフなシーズンだった。来年ここにいられないのは残念だけど、残り6戦ある。クルマは強いはずだし、僕は去年それらのレースで強かった」「同じ言葉を繰り返すようだけど、僕はマレーシアにいるし、アブダビにもいる」
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