マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2022年F1日本GPで優勝+ファステストラップ獲得で2年連続でF1ワールドチャンピオンを獲得する。3年ぶりにホンダのホームである鈴鹿サーキットでF1日本GPを開催。2021年シーズンをもってホンダはF1から撤退したが、マックス・フェルスタッペンが駆るレッドブル RB18の心臓部にはホンダのF1パワーユニットが収められて、マシンにはHONDAロゴが掲載されている。
17戦を終えた段階でマックス・フェルスタッペンは341ポイントを獲得。まだタイトルの可能性が残されている2位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に104ポイント差、ランキング3位のセルジオ・ペレス(レッドブル)に106ポイント差をつけている。F1日本GPを終えた段階で、残りの4レースで獲得できる最大ポイントは112ポイントとなる。したがって、マックス・フェルスタッペンは、F1日本GPでシャルル・ルクレールに8ポイント差、セルジオ・ペレスに6ポイント差をつけてフィニッシュすれば、鈴鹿サーキットで2年連続のF1ワールドチャンピオンを獲得することになる。したがって、マックス・フェルスタッペンがF1日本GPで優勝+ファステストラップ(FL)の1ポイントを獲得すれば、2位でフィニッシュしたドライバーと8ポイント差がつくことになり、両ドライバーの成績に関係なくタイトルが確定する。また、最低の条件は、マックス・フェルスタッペンが6位(8ポイント)で、シャルル・ルクレールがポイント圏外、セルジオ・ペレスがFLなしの9位(2ポイント)となる。F1日本GPの決勝をポールポジションからスタートするマックス・フェルスタッペン。日曜日のコンディションはウェット。先頭にいるドライバーがさらに有利になるが、混乱のレースになる可能性もある。