インディカー 第8戦 デトロイトの決勝が4日(日)に行われ、グラハム・レイホールが優勝。ポールポジションからスタートした佐藤琢磨は4位でレースを終えた。近年のインディカー・シリーズでは、メモリアルデイにインディアナポリス500(インディ500)を終えた翌週には、アメリカ自動車業界の首都デトロイトで、ダブルヘッダーを開催するのが恒例となっている。
前日の第7戦に続き、4日(日)に第8戦が開催。天気予報に反して太陽が降り注ぐ暑いコンディションのなか、トロイトの近郊、デトロイトリバーに浮かぶベル・アイルに特設される公園内の道路を使った全長2.34マイルのストリートコースで決勝が行われた。レースは、残り4周でスペンサー・ピゴット(エド・カーペンター・レーシング)がエンジンブローで赤旗中断。コーションラップを挟み、残り2周でのスプリントレースとなった。優勝は3番グリッドからスタートしたグラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)。ピット戦略で首位に立った後は圧倒的なペースでレースを支配。最後のリスタートでも大きく後続を引き離し、第7戦に続いて2連勝でデトロイトGPを終えた。2位にはジョセフ・ニューガーデン、3位にはウィル・パワーとペンスキー勢がダブル表彰台を獲得。佐藤琢磨は2ストップ戦略の耐えるレースで4位ポールポジションからスタートした佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は、2ストップ戦略。好スタートを切ってトップを快走するも、徐々にレッドタイヤに苦しみ出す。首位を守ってフュエルウィンドウとなる23周まで引っ張ってピットインするが、1周後にピットインしたグレアム・レイホールにピットストップで逆転を許す。ブラックタイヤの第2スティントも苦しい展開。ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)にプレッシャーをかけられながら47周まで2番手を維持。だが、同時に入ったピットストップで逆転を許して1つ順位を下げる。さらにピットストップを延ばしたジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)にも逆転され、4番手で最終スティント。そのまま順位を守り、4位でフィニッシュ。ポイントランキングでトップとの差を11ポイントに縮め、3位をキープした。2017 インディカー 第8戦 デトロイト 決勝 結果 NoDriverTeam 115グラハム・レイホールRahal Letterman Lanigan RacingH22ジョセフ・ニューガーデンTeam PenskeC312ウィル・パワーTeam PenskeC426佐藤琢磨Andretti AutosportH51シモン・パジェノーTeam PenskeC69スコット・ディクソンChip Ganassi RacingH798アレキサンダー・ロッシAndretti AutosportH883チャーリー・キンボールChip Ganassi RacingH93エリオ・カストロネベスTeam PenskeC1010トニー・カナーンChip Ganassi RacingH1114カルロス・ムニョスAJ Foyt Racing C124コナー・デイリーAJ Foyt Racing C1327マルコ・アンドレッティAndretti AutosportH1418エステバン・グティエレスDale Coyne RacingH158マックス・チルトンChip Ganassi RacingH167ミハイル・アレシンSchmidt Peterson MotorsportsH1728ライアン・ハンターレイAndretti AutosportH1821J.R.ヒルデブランドEd Carpenter RacingC1916オリオール・セルビアRahal Letterman Lanigan RacingH205ジェームス・ヒンチクリフSchmidt Peterson MotorsportsH2120スペンサー・ピゴットEd Carpenter RacingC2219エド・ジョーンズDale Coyne RacingH
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