第107回インディ500が記念碑的な成功を収めた後、賞金記録は2年連続で打ち破られ、優勝したジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)は366万6000ドル(約5億1460万円)を獲得。賞金総額は1702万1500ドル(約23億9000万円)となった。2022年の記録的な賞金に続き、これは“"The Greatest Spectacle in Racing”の1世紀以上の歴史の中で最大の賞金と最大の優勝賞金となる。インディカー・シリーズのドライバーの今年の平均支払額は50万600ドル(約7000万円)で、これも昨年の平均48万5000ドル(約6800万円)を上回った
2022年のインディアナポリス500の賞金は1600万200ドル(約22億4700万円)で、優勝賞金は310万ドル(約4億3500万円)だった。2022年以前のインディ500の最大賞金は、2008年の1440万ドル(約20億円)だった。。2位のマーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)は104万3000ドル(約1億4600万円)を獲得し、昨年の2位の賞金を上回った。ペンスキー エンターテイメント社長兼CEOのマーク・マイルズは「これは世界最大のレースであり、満員のグランドスタンドと激しいレース展開を特徴とする記念碑的な5月だった」と語った。「今、我々は第107回インディアナポリス500レースにおいて可能な限り最高のエンドカード、すなわち歴史に残る記録的な賞金を手に入れた」インディアナポリス・モーター・スピードウェイは、日曜日のレースで33万人以上のファンを世界のレースの首都に迎え、20年以上にわたってインディアナポリス500で2番目に多い観客動員数を記録した。A.J.フォイト・エンタープライズのベンジャミン・ペダーセンは、5月のパフォーマンスによりインディアナポリス500 ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。ペダーセンは、ルーキー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたことで5万ドル(約700万円)のボーナスを獲得し、賞金総額は21万5300ドル(約3000万円)に上った。インディアナポリス500の賞金は、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ賞と NTTインディカー・シリーズ賞に加え、その他の指定された特別賞で構成されている。賞金は毎年、月曜日の夜にインディアナポリスのダウンタウンにあるJWマリオットで開催されるビクトリーセレブレーションで授与される。ちなみに佐藤琢磨が2017年にインディ500を初制覇したときの賞金は245万8129ドル(約3億4400万円)、2度目の優勝を果たした2020年は新型コロナウイルスの感染拡大によって史上初の無観客で行われたこともあり、、137万500ドル(約1億9000万円)と2003年以降で最少額だったの優勝賞金だった。※2023年5月現在のレースで換算
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