バーニー・エクレストンは、F1インドGPが2014年のF1カレンダーから脱落する可能性を示唆した。「来年もインドがあるかって? おそらくない」とバーニー・エクレストンは Reuters に述べた。インドで何が問題になっているのかを質問されたバーニー・エクレストンは「非常に政治的なものだ」と付け加えている。
2011年の初開催の時点からインドの厳しい税制度はF1に懸念をもたらしており、各チームが訪問するたびに高い関税と企業税が科されている。先日、レース主催者の“Jaypee Sports International(ジャイピー・スポーツ・インターナショナル)”は、F1レースは2015年に契約が終わるまで続くと主張し、チームに課せられる税金を肩代わりするとまで申し出ていた。だが、バーニ・エクレストンの最新のコメントを考えれば、状況は整ってはいないようだ。また、1週間前にバーニー・エクレストンは、レッドブル・リンクでのF1オーストリアGPがF1カレンダーに復帰するとの契約を結んでいる。ロシア、ニュージャージーが加わり、オーストリアが復帰するとなると、2014年のF1カレンダーは22戦にふくれあがることになる。正式ではないが、F1チームが合意する20戦の制限内に収めるため、2つの開催地がカレンダー落ちするとの推測が絶えない。
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