F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは、F1ハンガリーGPでのルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンのペースは“驚異的”だったが、エリートチームと他のチームとの間の大きな実力差も浮き彫りなったレースだと考えている。F1ハンガリーGPではルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンが終始接戦を演じ、2ストップ戦略を採用したハミルトンが19秒のギャップを覆して優勝するエキサイティングなレースになった。
だが、3位のセバスチャン・ベッテルと4位のシャルル・ルクレールはメルセデスから1分以上遅れてチェッカーを受け、5位のマクラーレンのカルロス・サインツもピエール・ガスリーを倒す印象的なパフォーマンスを見せたが、サインツから後ろはすべて周回遅れでレースを終えている。「カルロス・サインツは印象的な5位でフィニッシュを果たし、新人のランド・ノリスとともにマクラーレンが4番目に優れたチームであることを固く主張した」とロス・ブラウンはコメント。「しかし、両方のドライバーともウィナーによって周回遅れにされました。4つの異なるチームの4人のドライバーが2周遅れにされ、別のドライバーは3周遅れだった」「レース中はハミルトンとフェルスタッペンが戦い、トップでのペースは1周目から最終ラップまで驚くべきものでした。それが唯一の勝利方法だった。ただし、上位3チームと他のチームとの間のパフォーマンスに大きな隔たりがあることが示された」ロス・ブラウンは長い間フィールドの平準化を支持しており、改めてペースのギャップを埋めて、ミッドフィールチームが表彰台を獲得して勝利する可能性を高めたいという願望を繰り返した。「私はそれを頻繁に言ってきたが、このギャップは減少させなければならない」とロス・ブラウンはコメント。「FIAと一緒に2021年のレギュレーションんに取り組み続けており、それは今後の主な目標の1つのままだ。それは野心的な目標であり、魔法の杖を持っていないので一晩で起こることはないが、それは技術、スポーツ、金融の3つの主要なルールによって達成される中心的な野心でなければならない」「これはこのスポーツの将来にとって重要なテーマであり、ファンをはじめとする我々全員がそれに同意していると思う。最終的にはファンに耳を傾けなければならない」
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