ニコ・ヒュルケンベルグは、自身がルノーのF1シートを喪失したと報じた Auto Hebdo の報道を「ようやく木曜日がエキサイティグなものになるね」とイジった。ニコ・ヒュルケンベルグは、ルノーF1チームとの契約が2019年末で期限を迎える。Auto Hebdo は、最新号でルノーのレーシングスーツを着用したエステバン・オコンを表紙に採用して、ヒュルケンベルグに代わってオコンのルノーに加入すると大々的に報じた。
ニコ・ヒュルケンベルグは、同じく来季の去就が注目を集めているバルテリ・ボッタスとともにF1ベルギーGPの木曜記者会見に出席することが決定している。今週末のF1ベルギーGPに先立って発表は行われておらず、ニコ・ヒュルケンベルグはこの報道に反応。Instagramのストーリーにこの表紙を掲載し、「ようやく木曜日がエキサイティングになるね」と揶揄した。ルノーの広報担当は、Auto Hebdo の報道について「噂についてコメントすることはない」と述べている。メルセデスは、2020年のルイス・ハミルトンのチームメイトについて、夏休み中にバルテリ・ボッタスの続投、もしくはエステバン・オコンの起用の2択に絞って検討していくと述べているが、まだドライバー決定については何も示唆していない。エステバン・オコンは、2019年にルノーに加入することで事前合意に達していたが、ダニエル・リカルドとの電撃移籍にとって破綻になったとされている。オコンは2016年にメルセデスの契約下でルノーのテストドライバーを務めていた。2017年にルノーに加入したニコ・ヒュルケンベルグは、同年のコンストラクターズ選手権6位、翌年の4位に貢献してきた。しかし、今シーズンは新加入のダニエル・リカルドとの競争に苦戦しており、ポイント数で22対17と負けている。ルノーのF1チーム代表を務めるシリル・アビテブールは、代替オプションを検討していることを明らかにしている。
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