ニコ・ヒュルケンベルグは、ザウバーとの厳しい2013年シーズンを移籍を悔やむのではなく、自分を証明するチャンスとして捉えていると述べた。ニコ・ヒュルケンベルグは、昨年末にフォース・インディアからザウバーに移籍。昨年、ザウバーは4度の表彰台を獲得し、優勝争いに絡んでいたのに対し、フォース・インディアは4位が最高位だった。
しかし、今年10戦を終えてその立場は逆転。ザウバーは、フォース・インディアにコンストラクターズ選手権で52ポイント差をつけられている。ニコ・ヒュルケンベルグの今季の最高位はマレーシアでの8位だが、ヒュルケンベルグは、今年の闘いは、最終的には有益なものだと考えている。「期待通りではないけど、そういうこともある」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「諦めず、気持ちを下げずにいることは、僕にとって新しいチャレンジだ」「後から考えてみれば、僕はあまり良くない移籍をした。でも、腐らないことはチャレンジだし、まだベストを尽くしている」「あまり後悔してはいないし、自分自身、チーム、クルマの最大限を引き出すことだけに集中している。満足している」ニコ・ヒュルケンベルグは、2014年のザウバー残留を除外していない。「将来はまだオープンだと思っている」「僕とマネージャーは、ザウバーを含め、考えられる全てのオプションを検討している」