ヒスパニア・レーシングは、2人目のドライバーもペイドライバーを起用すると Bild が報じている。ヒスパニア・レーシングは、2011年の1人目のドライバーとして1000万ユーロ(約11億円)を持ち込むとされるナレイン・カーティケヤンの起用を決定。2人目のドライバー候補にはクリスチャン・クリエン、ダビデ・バルセッキ、ペドロ・デ・ラ・ロサの名前が挙げられているが、ヒスパニア・レーシングのチーム代表コリン・コレスは、高い資金を持ち込んだドライバーにシートが「売られる」との報道を否定した。
「現金がいっぱいのスーツケースを持ってくる必要はない。スポンサーからのギャランティだけで十分だ」とコリン・コレスは主張。「そうしているのは我々だけではない」Bild は、ナレイン・カーティケヤンが持ち込む1000万ユーロは、ヒスパニア・レーシングの全予算の3分の1に相当するとしている。今シーズンの目立つペイドライバーは、ロータス・ルノーGPのヴィタリー・ペトロフだが、チーム代表のエリック・ブーリエは、スポンサーだけが彼の特性ではないと述べた。「(ドライバーへの)我々の要求は、競技における成功だ」とエリック・ブーリエは autohebdo.fr にコメント。「もちろん、バーニー・エクレストンやジェラルド・ロペス(チームオーナー)からのプレッシャーはある。各々の理由は、新しく興味深いマーケットの獲得だ」
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