ホンダの育成ドライバーである牧野任祐は、ミハエル・シューマッハの息子であるミック・シューマッハとともにスパで行われたプレマの2日間のテストに参加した。牧野任祐は、昨年のFIA-F4選手権を2位で終え、JAF F4カテゴリーの東日本と西日本の両シリーズでチャンピオンを獲得。
2016年にホンダの支援で全日本F3選手権を5位で終え、今月のマカオGPにToda Racingから参戦する。またSUPER GTにも参戦する牧野任祐は、フォーミュラE参戦のためにチームを離れたオリバー・ターベイの代役としてGT500クラスのDrago Modulo Honda Racingに加入し、タイラウンドを2位でフィニッシュしている。プレマパワーは、元インディカードライバーの松浦孝亮を通じて牧野任祐とコンタクトをとったとされている。松浦孝亮は、2002年に同チームからドイツF3選手権に参戦して2位でシーズンを終えている。プレマのチーム代表レネ・ロージンは「第一印象は本当にポジティブだった」と月曜日のテスト後にコメント。「難しいコンディションだったが、彼はミスをしなかった。我々は火曜日に見てみるつもりだ」だが、牧野任祐の契約は、FIAがチームは最大4台しか走らせることができないとしている。2016年に規約を緩和するか次第とされている。