ホンダF1の山本雅史は、たとえ無観客でもテレビを通じてホンダ最後の年のF1日本GPをファンに届けしたいと希望している。先週、F1日本GPの前週に行われる予定だったF1シンガポールGPの中止が発表された。現在、F1日本GPを1週間前倒しして、アメリカえの2連戦を実施するなどの代替案が話し合われているが、そもそもF1日本GPが開催できるという確証はない。
ホンダF1の山本雅史は、オリンピックが開催できれば、F1日本PGも観客を入れて開催できると期待していると語る。「我々としてはオリンピックが開催されれば、鈴鹿でもお客さまを入れてレースをすることができるのではないかと期待をつないでいます」と山本雅史はコメント。「ですが、状況がそこまで改善せず、仮にお客さまを入れるのが難しかったとしても、ホンダ最後の年のF1日本GPをテレビを通じてでもファンの皆さまにお届けできることを願っている」逆に鈴鹿での2連戦という選択肢はないのだろうか? “あくまで個人的な見解”と前置きしたうえで山本雅史は次のように語った。「私個人としてはそうなってもらえるととてもうれしいですが、コロナ禍における日本の現況を鑑みれば、フライアウェイでF1関係者が2週間日本に滞在するのは極めてハードルが高いと思います」と語った。では、彼にレース数が減って22戦以下になった場合、ホンダF1にとってはどうか働くことになるのだろう。「個人的な意見で言うと、22戦だろうが、23戦だろうが、参加者にとっては同一条件だと思います」と山本雅史は語る。「メルセデスとは拮抗したレースが続いているので、おのずと結果もいい方向に向かっていくと思っています。正直、レースの開催数は、気にしていません」