ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、英国の拠点であるHRD UKに関してはレッドブルに譲渡はせず、年内いっぱいで閉鎖することを明らかにした。ホンダF1は、2015年のF1復帰に先駆けて、2013年に英国バッキンガム州ミルトンキーンズに欧州におけるF1の活動拠点として現HRD UKを設立。日本で開発されたエンジンを含めたパワーユニットのリビルドやメンテナンス、サーキットサービスを行っている。
2021シーズン限りでパワーユニットマニュファクチャラーとしてのF1活動を終了するというホンダの決定を受け、レッドブルは2022年シーズンからホンダのパワーユニット技術を使用することで本田技研工業株式会社と合意。同時に、このプロジェクトを進めるための新会社「レッドブル・パワートレインズ・リミテッド」が設立された。この新会社はレッドブル・テクノロジー・キャンパス(ミルトン・キーンズ)にあるレッドブル・レーシングのF1チームベース内で経営される。ミルトンキーンズのホンダのファクトリーはレッドブルに譲渡されるのかと質問された山本雅史は「レッドブルには譲渡しません」とコメント。「年内を終えた後は閉鎖という形になります。片付けもあるので年内の業務を終えた後、来期中に整理して閉鎖という形になります。その後はレッドブルの敷地内に建てている建屋で業務を行なうことになります」レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、HRD UKで仕事をするスタッフの大部分を引き継ぐと語っていた。日本人エンジニアがレッドブルに移籍する可能性について質問された山本雅史は「現時点ではありません」とコメント、「ただ、ローカルスタッフはレッドブル側に移籍することはあるかもしれない、それは本人の選択次第です」とHRD UKのF1スタッフとして採用した人員については移籍する可能性があることを認めた。
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