ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2020年のF1世界選手権 第15戦 F1バーレーンGPの金曜フリー走行を振り返った。今季最後の3連戦の初戦となる第15戦F1バーレーンGPが開幕。初日はアレクサンダー・アルボンのクラッシュがあったものの、ホンダF1エンジン勢は好ラップタイムをマークし、好調なスタートとなった。
「今日のバーレーンGP初日のセッションは、FP2でのアルボン選手のクラッシュというトラブルはあったものの、それを除くとPUとしては順調な一日になりました」と田辺豊治はコメント。「午前に雨が降り、それ以降も雲で覆われた天候だったため、FP1、FP2共に例年とは少々異なる、低い外気温と路面温度というコンディションの中で行われました」「予選も決勝も日没後の開始となるため、外気温と路面温度の推移などに注意し、今日のデータを参考にしながらPU・車体それぞれのセッティングを進めていきます。なお、アルボン選手のPUについてはここからダメージの詳細確認を進めます」
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