トロロッソ・ホンダでパワーユニット(PU)のチーフエンジニアを務めるホンダF1の本橋正充が、F1ドイツGPでのトロロッソ・ホンダとしての初表彰台の喜びを語った。F1ドイツGPでは、14番グリッドからスタートしたダニール・クビアトが、思い切った戦略が奏功して3位表彰台を獲得。トロロッソとしては2006年の優勝以来となる表彰台、そして、ホンダF1としてはトロロッソとの初表彰台となった。
「いままでトロロッソと一緒にたくさん苦労してきましたし、格別な思いです」と本橋正充はコメント。「ここのところ調子があまり上がらなかった中で、今日も本当に難しいレースになりました。そんな中で、すべてがうまく噛み合ったと思います」「昨年も4位入賞はあったのですが、いつもあと一歩のところでうまくいかないレースも多かったです。そんな中、今日は本当に『やり切った』という手応えを感じられた、忘れられないレースになりました」「チーム、ドライバー、そして、すべてのホンダF1のメンバーの努力に感謝しています。そして、ここまで応援してくれた皆さん、本当にありがとうございます」