F1オーストリアGP予選で、ホンダF1エンジンを搭載するレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが素晴らしい走りを見せ3番手でフィニッシュ。予選後に他車のペナルティーにより決勝を2番グリッドからスタートすることが確定した。ホンダF1としては2006年以来のフロントローになる。一方、残りの3台は思うような結果を残した1日にはならなかった。
Q1の最終アタックでトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトはトラフィックに阻まれ、避けるためにコーナーでワイドに膨らんだ結果、18番手でフィニッシュした。セッション後に審議があり、該当のマシンはペナルティーを受けたが、クビアトの順位が変わることはなかった。同じくトロロッソ・ホンダのアルボンはQ2に進出し、13番手タイムを記録した。PU交換のペナルティーにより、決勝では同じくペナルティーを受けたサインツ選手の前方からスタートする。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーはともにいいラップタイムを出しQ3に進出。フェルスタッペンはルイス・ハミルトンに次ぐ3番手でフィニッシュした。ハミルトンはレース後に審議の対象になり、その後グリッドダウンの裁定が確定。フェルスタッペンは2番グリッドからのスタートになる。ピエール・ガスリーはQ3最終ラップのターン1でミスをし、タイムを伸ばすことができず、9番手で終わった。先行する選手のペナルティーで、決勝は8番グリッドからスタートする。田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)「今日はこれまでの2レースと同様に、気温が上がった中での予選になりました。そのようなコンディションの中、フェルスタッペン選手が素晴らしいパフォーマンスでモナコと並ぶ今期ベストリザルトとなる3番グリッドを獲得しました。明日の決勝に向けていいポジションだと思っています。Red Bull Toro Rosso Hondaについてはクビアト選手が不運な形でQ2進出を逃したことは残念です。スペック3投入のペナルティーでグリッド後方からのスタートになるアルボン選手と揃って、確実にポジションを上げていくレース展開になることを期待します。明日はさらに気温が上がりドライバーにとってもタフなコンディションになりますが、Red Bullのホームグランプリでいい結果を得られるよう準備を続けます」※ ルイス・ハミルトンペナルティーにより、フェルスタッペンは2番グリッドから決勝をスタートするピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)「肝心なところでいいラップタイムを出すことができず、自分自身にがっかりしています。Q3でやるべきことができませんでした。全体的にはいいペースを出せていて、進歩していると思います。フリー走行ではいい走りができていましたし、Q1からQ2にかけてもいい点がたくさんありました。Q3の2回目と最後のアタックは悪くなかったのですが、ターン1とターン3でミスをして0.3~0.4秒をロスしました。あれがなければ5番手になれていたと思います。今は明日の決勝に集中する必要があります。決勝でできるだけのことをやれば、挽回できると思います。マシンは競争力があるので、効果的な戦略をとる必要があります。」※ ケビン・マグヌッセンのペナルティーにより、ガスリーは8番グリッドから決勝をスタートするマックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)「予選の結果に満足しています。週末をとおしてマシンに競争力を感じていますし、HondaのPUからできる限りのパワーを引き出すためにHondaと一緒に懸命に作業をしています。3番手という素晴らしい結果を出せて、笑顔でフィニッシュラインを通過できました。今日は力を出し切ることができ、コーナーでは特に速かったです。トップとの差を縮められたのは大きな前進です。マシンを止めてエンジンを切るとファンの声援が聞こえました。オランダやオーストリアのRed Bullファンの応援が大きな力になっています。あまりロングランはできていませんが、いつも予選より決勝のほうがいい走りができているので問題ありません。優勝への道のりは簡単ではないと思っていますがいいスタートを切ることができましたし、明日は全力を出し切ります」※ ルイス・ハミルトンペナルティーにより、フェルスタッペンは2番グリッドから決勝をスタートするアレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)「PU交換によるペナルティーを考えて、できるだけのことはしたので、満足しています。決勝は後方からのスタートになりますが、この週末でロングランをこなしペースもいいので、ポイント獲得を目指します。オーバーテイクのしやすいサーキットなので挑戦したいです。ここ数レースで予選の走りがよくなっていると思います。うまくいかない時期もありましたが、今はリズムを取り戻しています」ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)「最後から2番目のコーナーでトラフィックに行く手を阻まれ、予選は残念な結果になってしまいました。とてもフラストレーションが溜まる結果です。セッションをとおしてマシンのフィーリングはよかったですし、Q2に進出できるだけのラップタイムを出せていました。自分ではどうにもできないことですが、マシンの実力をみせられなかったのは残念です。挽回を目指しますが、難しいレースになるでしょう。Q3進出に近い走りができていたので、決勝のグリッドは不本意ですがベストを尽くします」
全文を読む