ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1アメリカGP初日の作業を振り返った。ホンダは、鈴鹿で投入した“スペック3”に確認されたいくつかの懸念点に対して対策を施した新たなパワーユニットを投入。金曜日はピエール・ガスリーに搭載、ブレンドン・ハートレーに関しては土曜日から投入される。
2回のセッションとも雨となったF1アメリカGPの初日。午前中のFP1では、ピエール・ガスリーが13番手タイム、ブレンドン・ハートレーに代わって出走したショーン・ゲラエルが20番手タイムを記録。午後のFP2ではピエール・ガスリーが2番手タイム、ブレンドン・ハートレーが6番手タイムを記録した。「今日はガスリー選手のマシンの新しいPUを投入しました。ハートレー選手についても今晩同じ仕様のPUに変更する予定です」と田辺豊治はコメント。「2台ともグリッドペナルティを受けることになりますが、チームとも相談し、残りのシーズンを考慮するとベストな戦略だと判断しました」「今日は雨のため通常の金曜のメニューとは大きく異なる走行になりました。ただ、午前と比較するとP2では大きくバランスが改善され、全体としてはいい感触を得ています」「明日の予報は今日よりはいいようですので、ドライコンディションで走行ができればと思っています」関連:・F1アメリカGP フリー走行2回目 | 悪天候のなかピエール・ガスリーが2番手・F1アメリカGP フリー走行1回目 | ルイス・ハミルトンがトップタイム
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