ホンダF1は、マクラーレンと離れた後、より“落ち着いて”トロロッソとの仕事を進められているとF1ジャーナリストの川井一仁は語る。過去3年間、ホンダF1はマクラーレンから多くのプレッシャーと批判を浴びせられてきた。だが、今年はトロロッソと再出発して、プレシーズンテストで信頼性とパフォーマンスの向上を示している。
一方、ホンダを捨ててルノーと契約したマクラーレンは、8日間のテストの大半でトラブルに見舞われている。ホンダはトロロッソとの完璧な冬季テストのパフォーマンスに満足しているかと Marca に質問された川井一仁は「もちろん、彼らは満足していると思いますよ」とコメント。「でも、それはマクラーレンに問題が発生しているからではなく、非常にパフォーマンスが似通ったエンジンで彼らの方が速く走れているからですね。パワーユニットは良好だし、信頼性もある。それが彼らが満足している理由です」「マクラーレンはホンダを批判し続けてきたが、ホンダはマクラーレンとの契約を解消したくはなかった。でも、それはそれです。今、彼らはより落ち着いていますし、彼らのエンジンに満足している。もっと改善していくと思いますよ」同紙は他の日本人ジャーナリストの「ホンダはトロロッソとは仕事をしやすいと言っています」とのコメントも紹介している。トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、1996年にラルフ・シューマッハが日本でフォーミュラ・ニッポンに参戦した際にマネージャーとして日本で仕事をしている。フランツ・トストは「我々はホンダに非常に満足している」と AS にコメント。「彼らが非常に競争力のあるパッケージを提供してくれると確信している。シーズン中に多くの進歩を果たすと思うし、後半戦には非常に競争力のあるクルマになっているだろう」「我々のゴールは中団のトップにいることだ。マクラーレンのことは気にしていないが、最終的に彼らよりも競争力のあるパッケージを得られると確信している」
全文を読む