ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1バーレーンGP 決勝レースを振り返った。今週末、ホンダのF1パワーユニットにトラブルが多発。金曜日にはストフェル・バンドーンに2度のトラブル、土曜日にはフェルナンド・アロンソ、そして、日曜日には2台のクルマにトラブルが発生した。バンドーンはレースをスタートすることさえできなかった。
「今日も非常に残念な1日となってしまいました」と長谷川祐介はコメント。「スタート直前にストフェルのPUで水圧の異常を感知し、急遽今日のレースに出走しないことを決めました。金曜に起こった問題と同じではないかと推測していますが、詳細については現在分析中です」「このような難しいスタートとなった中でも、今日もフェルナンドが、いくつかのオーバーテイクも含めた素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたことは、苦しい状況の中でも前向きな要素の一つだったと思います。ただ、レースの最終盤に、彼がマシンの異常を感知しなければいけなかったことは残念に思っています」「この後、我々はここバーレーンで、今週の火曜と水曜にインシーズンテストを行います。いくつかの新しいパーツをテストしようと考えており、信頼性の向上がテストの目的の一つになります。もちろん、パフォーマンスについても改善を図りたいと考えています。このテストの中で、いくつかの前進を見せられたらと思っています」関連:F1バーレーンGP 結果:セバスチャン・ベッテルが今季2勝目
全文を読む