ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久に、マクラーレンのホスピタリティで行われたメディアブリーフィング場でメディアから集中攻撃が浴びせられた。F1イタリアGPで改善の兆候を示さなかったことで、マクラーレンのエンジンパートナーであるホンダにメディアからの攻撃が集中。マクラーレン・ホンダ内部の緊張関係も表面化した。
結果不足とその方向性に当惑しないのかと問われた新井康久は「我々は良い方向に向かっていますが、結果が良くないことはご存じの通りです」とコメント。「しかし、残りのレースにむけてベストを尽くしたいと思っています」ホンダの散々なパフォーマンスに辞任を検討しているかと質問された新井康久は、首を横に振った。「我々はより多くの馬力を得手、両方のドライバーに優れたコントロールを与えるために多くの努力をしています。しかし、残念ながら、ICE(内燃機関)とMGU-Kの起動に関して、このサーキットは我々のパワーユニットにとって非常に難しいです」シャシーにも部分的に責任があるのではないかと質問された新井康久は「我々はひとつのチームです。我々はマクラーレン・ホンダとしてベストを尽くしています」と述べた。「パワーユニットの弱点は把握していますし、マクラーレンは良いクルマを尽くすためにベストを尽くしてます」新井康久は、2016年シーズンにむけて問題を修正するために作業を進行していると主張した。「すでにパワーユニットの弱点が何かを把握しており、来シーズンの開発をすでに開始しています」「今シーズンの今後のトークンについてお話しすることはできませんが、我々の弱点は、ドライバーもわかっているMGU-Kの起動の部分です」「もちろん、我々は来年変わりたいですし、全てのレースの開発によって小さなゲインを与えたいです」予選17番手で終えたフェルナンド・アロンソは、他のドライバーのペナルティにより、決勝レースを16番手からスタートするが、グリッドポジションはリザルトには関係ないと語る。「サーキットには6つのコーナーがあるけど、GPSではそれら6つのコーナーでコンマ6秒負けている」「残りはストレートで見い出す必要があるけど、ストレートでは、ステアリングホイールが真っ直ぐな状態でフルスロットルだ。そこで僕たちにできることはあまりない。多くのパワーが重要だ」「何も変わっていないよ。僕たちは自分たちのレースをするし、クルマについて学び、出来る限り高い位置でフィニッシュすることを目指していく」「最高の状況ではないけど、現時点で僕たちにはまったく競争力がないので、残念ながら、それが現実だ」
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